結愛-yume-さん

一緒にやってきた仲間だったり先生だったり後輩だったり、いろいろな人とのつながりが生まれるんですけど、それがすごく楽しくて。苦しいこともありましたけど、それもひっくるめて今後やっていきたいことは音楽だなって固まってきた感じです。

歌い始めたきっかけは?

小学生の時に地域のミュージカルのオーディションみたいなものに参加したんです。そのオーディションに受かって舞台に立ったのが一番最初のきっかけですね。

オーディションにはご自分で参加したいと思われたんですか?

母親がこういうのあるよって教えてくれて。元々ミュージカルとか歌うのが好きだったんで出たっていう感じだったと思います。

最初のステージの記憶は残っていますか?

めちゃくちゃ昔なんですけど大きいホールだったので、こんな大きい舞台でやるんだなって緊張したのは覚えています。

それからはずっと歌のある生活を送られてきたんでしょうか?

いえ、中学生の時はバトミントンをずっとやっていました。高校もバトミントンの強い高校へ行こうと思って、歌は趣味でと考えてたんです。でも違う高校へ進学することになって、その高校で軽音楽部に入ってまた本格的にやり始めました。

そこから再び音楽をはじめて今は人前で歌われたりもされていますが、nanaをはじめたきっかけは何だったんでしょうか?

いろんな人に自分のことを知ってほしかったんです。TwitterとかSNSはやっていんたですけど、そんなに得意な方じゃなくて。音楽だけで発信できるものがないか探していた時にnanaに行き着きました。このアプリだったら自分の歌だけで広められるなって感じたのがきっかけです。

多くの曲をあげていらっしゃいますが選曲の基準はあるんでしょうか?

最初の頃は自分が歌いたい曲を歌っていたんですけど、最近はリクエストとかをいただくことがあるんで、そのリクエストに応えて選んだりします。 聴いてくださる方が増えてくるにつれて今流行っている曲を歌ったら楽しんでもらえるかなとか、もっと聴いてもらえるかなとか考えて選ぶようになりました。

コメントやリクエストが増えると自信がつくものですか?

そうですね。出来にこだわりすぎて投稿するのがしんどいときもあるんですけど、そんな時にちょっとしたコメントでももらえると、聴いてくれている人がいるんだって思えて楽しく歌えるようになります。

ご自身でライブもやられていますが、同じ歌でもステージとnanaで違いはあるんでしょうか?

どっちも反応をもらえると嬉しいんですが、生のライブはほとんどオリジナル曲で逆にnanaではほとんどカバー曲をあげています。そうなるとオリジナル曲は歌詞について褒めていただく機会があり、nanaでは私なりの声や歌い方を褒めていただけます。どっちも嬉しいですけど種類は少し違うかもしれないですね。

ここからはグランプリについて聞かせていただきます。今回のグランプリに応募されたきっかけはなんだったんでしょうか?

nanaで開催されているコンテストには結構ちょいちょい応募してるんです。普段は興味本位で楽しそうだな~くらいの気持ちで応募してるんですが、今回のオーディションはプロデューサーとか色々な方が関わっていて、いつも以上に本格的なオーディションだと思って。せっかくnanaをやっているんだからチャンスがあればと思って応募しました。

一次予選ではwacciさんの『足りない』を歌っていますが、なぜこの楽曲を選ばれたんでしょうか?

この曲は最初リクエストをいただいた中にあった曲なんです。その中で感情移入がしやすい曲で、自分の良いところも聴いてもらえる曲だと思って選びました。

二次予選も同じ曲を選んだ理由はあるんでしょうか?

この曲で選んでいただけたということは、この曲だから選んでいただけたのかなと思って。それで二次でもこの曲を選びました。

ファイナリストに選ばれた時の感想をお聞かせいただけますでしょうか。

まさか2,000名以上の中の15名に選ばれたなんて驚きましたけど、選んでいただいたからには優秀賞に選ばれたいですね。応援してくれる方がたくさんいるので、皆さんに良い報告が出来るように最後まで頑張りたいなと思っています。

周りの方の反応はいかがでした?

びっくりしていました。応募総数言ったら、そんな中からファイナリストに選ばれたの!?みたいに言ってましたね。そこまで行ったなら一番上を目指して頑張ってねとも言ってもらいました。

人前で歌われたりもされていますが、音楽にずっと携わっていきたいという気持ちはお強いのでしょうか?

そうですね。これでやっていきたいっていうのもありますし、今高校生に音楽を教える仕事をしているんです。いろんな人と音楽で関わる中で歌でコミュニケーションをとったり、自分の歌でいろんな人に気持ちを伝えたりできる職業ってすごく素敵だなと思うので、音楽でやっていきいたなって思います。

そう意識したのはいつ頃からでしょうか?

高校生の頃ですね。軽音楽部の頃、We are Sneaker Agesっていう大会に出たのがきっかけです。一番大きいアリーナの大会に行くためにやっている内に、やっぱり私は音楽が一番好きなんだなっていうのがわかって。そこから軽音楽部の活動を経て、大学で音大を目指そうって思ったのが自分の心を決めたときです。

大会で結果を出されていると思うんですが、それが自信に繋がっているのでしょうか?

結果というよりは目指す過程だと思います。あの大会自体が舞台に立つ人だけじゃなくて本当に色々な人が関わる大会なんです。その中で一緒にやってきた仲間だったり先生だったり後輩だったり、いろいろな人とのつながりが生まれるんですけど、それがすごく楽しくて。苦しいこともありましたけど、それもひっくるめて今後やっていきたいことは音楽だなって固まってきた感じです。

ライブやステージでも音楽活動をやられる中でnanaなどネットでの活動はご自身を知ってもらうという意味もあるんでしょうか?

正直言うとそれが一番ですね。趣味で終わりたくないっていう気持ちがあるので、nanaとかいろんなSNSを通じて自分の歌まで繋がればいいなっていうのが一番ですね。

結愛-yume-さんにとって歌ってなんでしょう?

難しいですね…正直わからないです。わからないというか「これ」というものが私の中には無いと言うか。歌=これというよりは歌うことによって色んなものが生まれていったりいろんな人との繋がりができたり自分自身元気にもなれたり。一言で言い表せないのでわからないっていう感じかなと思います。

最後に歌へ対する意気込みを教えてください。

とにかく歌うことが好きで、自分の歌が色んな人に届くように今までずっと歌ってきました。これからもどんどん色んな人に自分のことを知ってもらって、それをきっかけに自分の歌や声が広まったら嬉しいなって思います。

結愛-yume-さん、ありがとうございました!