tomo.さん

売れたいとか有名になりたいという気持ちはそんなに強くない。仕事を続けながら自分のペースで歌い続けていきたい。

まずはおめでとうございます!
歌い始めたきっかけからお聞きしてもいいですか?

もともと父が平尾昌晃さんに師事して音楽をやっていて、そんな父のもとで育ったから3才から音楽に触れてきたんです。音大に行きたいって言ったんですが、音楽で飯は食えないと言われてしまい(笑)。そんな時、医療関係の仕事をしてる方が近くにいて話を聞くうちにいい仕事だなと感じ、スパッと音楽を辞めました。 臨床検査技師として10年くらい働いてきて、そんな父が病気でなかなか歌うこともままならなくなり、その姿を見てたらまた歌いたくなってきたんです。

なるほど、素敵なお話ですね。
仕事と音楽活動の両立ということですが、自然にできてる感じですか?

医療に携わっていることもあり、死を身近に感じることが度々あります。おこがましいですけど、本人やそのご家族に音楽で寄り添えることが何かできないかなと思ったんです。仕事をしてるからこそ出てくる感情があるのかなと感じ、自分にはそれは合ってるのかなと今思っています。

歌手活動の場として、nanaを選んだのはどんな想いからでしょうか?

やはりコラボして歌えることがとても魅力的ですよね。特に今はライブ活動がしにくい状況なので、誰かの伴奏で歌えるのは素敵だなと思います。
僕は伴奏あってこその歌だと思っているんですけど、それが表現できるのがnanaの良いところだなと感じています。nanaるdayみたいなリアルイベントがあるのもいいですよね。

一次審査から最終審査まで一貫して中孝介さんの「花」を選ばれています。
それだけ思い入れがある楽曲なのでしょうか?

コロナ禍で多くの方の気持ちが沈んでいました。自分の投稿にフォロワーさんからありがとうと感謝の言葉を貰えて、少しでも役に立てたんだと気づいて。この「花」という曲も非常に前向きで、全体的な雰囲気も華やか。人に寄り添えるような歌を歌いたかったので、今年はこの曲で勝負しようというのが自分の中にありましたね。

なるほど。感情を乗せるという点は意識されたんでしょうか?

実はあまりしていないんですよね。この曲で何か伝えられるものがあればという気持ちはもちろんありましたけど、細かくは考えていなかったです。

ではここで、今回参加された理由を教えてください。

少しでも多くの方に歌唱を聴いてもらいたかったのが一番ですかね。ここまできたならグランプリを取りたいなという気持ちはあります。

意気込みはいかがでしょう?

せっかくならグランプリを獲りたいです。賞品のオリジナル楽曲も魅力ですよね。実はすでに自分の曲を持ってるんですけど、知識がないから想いがあっても形にするのが難しい。プロの方の力が加わることで素晴らしいものができるんじゃないかとワクワクします。

今お話にもありましたが、2020年にオリジナル楽曲「Change」をリリースされていますね。

作詞作曲は自分でやりました。作ってみて本当に難しいなと思いましたね。編曲はもちろんプロの方にお願いしたんですけど、こだわり強かったのでおそらく煙たがってました(笑)。

どんな想いを込めた楽曲なのでしょうか?

恥ずかしいんですけど、奥さんに向けた楽曲なんです。自分が辛かった時に励ましてくれて、笑顔がなかった僕に笑顔をくれた素晴らしい女性。今の奥さんのおかげで、この素晴らしい人生があるという想いが込められた楽曲です。

素敵なお話ですね!
では今後の目標を教えていただけますか?

仕事を続けながら自分のペースで長く歌い続けたいですね。めっちゃ売れたいとか有名になりたいとかは正直ないです。少しでも多くの人に聴いてもらえたらいいなというのはありますが、歌い続けたいっていう想いの方が強いですね。

最後に、フォロワーの皆さんに一言お願いします。

いつも聴いてくださるだけでもありがたいと思っています。みなさんがくれるコメントが歌う糧になっています。本当にありがとうございます、感謝の気持ちしかないです。。

tomoさん、ありがとうございました!